スウェーデンの老舗テキスタイルブランドであるアルメダールス社の製品は、王室から一般家庭にまで普及しています。ミッドセンチュリー時代の優れたデザインを数多く採用し、リネンやコットンのインテリア雑貨を取り揃えています。

アルメダールス社は北欧デザイン躍進時代の1955年に「リネン・ライン」というコレクションを発表し、その年のデザイン博H55に出展しました。H55はスウェーデンのデザインが国際的に認められるようになる上での大切な博覧会で、その時に出展されたハーブポットは大変な人気を博しました。ハーブポットはアストリッド・サンペがデザインしたもので、 著名なセラミスト、シグネ・ペーション・メリンが50年代初めに作ったハーブポットからインスピレーションを得てパターンを仕上げました。鮮明なプリント技術は50年代当時では斬新で、大きな注目を浴びました。

アルメダールス社は50年を経てハーブポットのデザインを復刻し、今ではアルメダールスを代表するデザインになりました。